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17.スタジオの模型製作

  • hinakokuga
  • 2017年10月28日
  • 読了時間: 3分

無事イタリアから帰り、チューリヒの家にて一息ついています。 今日でサマータイムが終了。明日から日本との時差が8になります。3時に変わる瞬間を確認して、タイムスリップを見届けたいところ。笑 夜更かし人間としては、サマータイムじゃない方がありがたい。? さて、バスで書いていた、先週の後半の振り返りの後半(ややこしい)を投稿。 ________ 金曜は、徹夜でなんとか終わらせた模型のデータを持って朝から学校へ。

↑朝の空が気持ち良い。

↑家の近所。自転車通勤も快適そうな季節。

その後は、1日中、スタジオの模型製作をしていました。 私たちの敷地、Röntgenstrasse はもともとは線路だったので、線路の土手(?)の模型と、今のストリートの模型、2つの模型を作り並べます。 まずは今のストリートの模型。

普通は、地図における建物の方を、立体として模型を作りますが、今回の私たちは逆。道の方を模型にします。図と地が逆転したような模型を石膏で作ります。 ストリートに面する建物のファサード(外装)を、石膏の模型で表現することで、このストリートがどんな建物に囲われていて、どれくらいの大きさの道なのか、一目で分かるようにします。 石膏を流し込むための型を作りました。

↑まず、作ったデータをレーザーカッターでカーボンボードに切り出し。

↑建物のファサードは、グーグルアースや写真で、きちんと高さや窓の数を確認したデータです。

これをのりで組み立てて、石膏を流し込む型の1つ完成。

↑これが全貌。ここに流し込み固めることで、ネガポジが逆転します。

↑分かりにくいけど、窓の数や高さは建物ごとにきちんと変わっています。

↑奥でフラビオも写真撮影。

次に、もう一つの、線路の土手の方の石膏の型を作るべく、粘土を使って型の形を作ります。

↑粘土で作った型の形。結構長い。これを元に、半分ずつ、プラ板のようなもの(PS weiss mat 1mm)で型を作っていきます。

↑この形に沿って、プラ板を、熱圧力機(?)で変形させます。

↑はじめは平らいプラ板が、、、

↑熱と圧力で変形します。

↑簡単に、プラスチックの型の完成。

この機械は日本では使ったことがなかったので初めての体験。みるみる形が変形して面白い。

↑これがレーザーカッターなどがあるマテリアルラボ。

↑石膏をいじったり陶器を作って乾かすための部屋もあります。

マテリアルラボに常にいるスタッフさんに聞くと、素材についてはわりとなんでも教えてくれます。東大にもこの制度、切に欲しいところ。

そして石膏の流し込み。

↑カーボンボードの模型の方は、水分を吸ってしまってなかなか大変。

乾かして、セミナーウィーク後に型をとります。建物のファサードの詳細まで、きちんと表れると良いのだけど。すこし緊張です。 模型製作に1日費やし、夜は寮でちゃちゃっと一瞬飯、三色そぼろ丼を作りました。

↑写真は美味しそうじゃないけども、和の味でほっこり。 和食が好きな韓国人のジャミンにもおすそ分けしたり、インド人のスタビッシュに、早くても美味しそうだね、と褒めてもらったり。 この日は寮でパーティーもやっていたので少しだけ顔を出したのだけど、猛烈な睡魔に早めに退散。 ________ 土曜は、あまりの疲労に11時過ぎまで寝ていました。笑 お米を多めに炊いて冷凍したり、冷蔵庫の残り物でチャーハンを作ったり、宿題をしたり、イタリアの準備をしたり。

↑これまた見た目が微妙なんですがとても美味しかった!こちらも一瞬飯シリーズ。(左奥に何か写っている) どうしてもレシピ通りに作る(というかレシピを見る)のが苦手なので完全オリジナルのものばかりだけど、だいぶ味付けには自信が持てるようになってきました。笑 ________ そして、日曜からはセミナーウィークでイタリア!この振り返りは先述の通り、後ほど。

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