57.ダデス峡谷→ワルザザード→アイト・ベン・ハッドゥ→アトラスを越えてマラケシュへ
- hinakokuga
- 2018年5月6日
- 読了時間: 4分
モロッコ旅7日目、フェズから始まったプライベートツアーも最終日です。この日のドライブのルートは
Dades Valley - Skoura - Ouarzazate- Ait Ben Haddou Kasbah - High Atlas mountain - Marrakech
でした。
ダデス峡谷から1日をスタートさせました。
↓断崖にへばりついたようなこのホテルに泊まりました。

中に入ると外観からの予想以上に広く、面白い建築でした。
峡谷をドライブし、スネークロードに行きました。
急カーブにヒヤヒヤしながらも、ムスタファさんの安定したドライブテクニックのおかげで無事に通ることができました。
その後も

↑モンキーズフィンガーズという、名通り猿の指のような岩で降りて写真を撮ったり、

↑カスバを見たり、
スコーラ(Skoura)というバラで有名な町を通ったり、途中休憩で降りたカフェでムスタファさんとビリヤードをしたりしながらドライブをしました。
そして「アフリカのハリウッド」と言われるワルザザード(Ouarzazate)に到着しました。
このワルザザードは、1920年代にフランス軍によってサハラ砂漠の最前線基地として建設され、現在もモロッコ軍が駐屯しているそうです。幾つもの有名映画が撮られた街でもあります。
↓タウリルトのカスバ。(Kasbah de Taourit)

↓カスバの前の芸術村のお土産屋。

↓アトラス・コーポレーション・スタジオ(Atlas Corporation Studios)にも寄りました。

入り口だけで中には入りませんでしたが、砂漠の中に突然大きな建物とハリボテ感のあるエントランスが現れ、なかなかにシュールでした。笑
そこから西にドライブを続け、世界遺産であるアイト・ベン・ハッドゥ(Ait Ben Haddou)に行きました。ここは「要塞化された村」である「クサル」です。カスバは司令官などが住んでいたのに対して、クサルは複数の家族が住む村だそうです。
17世紀に作られたそうですが、ほとんどの家族が対岸の新しい村に移住して、現在は2家族しか住んでいないとか。
村に入る前に、高台から眺めました。

人工物なのに、まるで山の一部のようでもあり、自然の持つ迫力に近いものがあるような、原始的なパワーを感じました。特別な歴史があるわけではないのに世界遺産であるのも納得の美しさでした。
↓高台にはお土産屋さんがあったり絵を売っていたり、ラクダもいました。



↓新しい村の方から入り、

↓橋を渡って入って行きます。


廃墟のような町ですが、保存状態は素晴らしく、路地に並べられたお土産屋も相まって、異世界に入り込んだような気分になります。数々の映画の舞台ともなったそうです。
道は迷路のように入り組んでいます。


↓現在も人が住んでいる住宅。羊が飼われています。


↓道端で弦楽器を演奏している人がいました。


↓村の上の方に登って見下ろした景色。



↑背景には美しいアトラスの山々も見えます。
たっぷり村を堪能した後、近くでクスクスを食べて出発しました。

再びアトラス山脈を越え、マラケシュへ向かいます。

↓絶景を見ながら、標高2260mのティズ・ン・ティシュカまで登りました。

↓途中、アルガンティシュカ(Argane Tichka)というアルガンオイルのお店を覗きました。

標高でポテトチップスの袋がパンパンになりながらさらにドライブを続けました。
アトラスの景色は本当に素晴らしかったです。


そして、日が暮れるとともに、旅の終わりを感じてアンニュイになりつつ、ムスタファさんオススメのAkonのLonelyという歌を歌ったりしながら(笑)、暗くなった頃にマラケシュに到着しました。
三日間お世話になったムスタファさんと別れ、夜のマーケットで、大学の友達2人と合流しました。

ジャマ・エル・フナ広場(Place Djemaa el Fna)の屋台で、晩御飯を摂ることにしました。
ケバブやタジンを食べました。


屋台では、牛の頭が売っていたり、カタツムリが売っていたり、かなりショッキングな光景もありました。


↑カタツムリを食べるのを挑戦したのですが、男性陣は食べることができてましたが、女性陣はすぐに諦め、私は一匹でギブアップでした。なんとも言えない匂いと味がしました。笑

広場には、食べ物だけでなく、お土産が多く売られていたり、大道芸が行われたりしていました。
夜のマラケシュのメディナを楽しんだ後、この日は伝統的なモロッコ建築・リヤドに泊まりました。
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