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39.ゲイシールの間欠泉、グルフォスの滝、カウントダウンのセルフ花火

  • hinakokuga
  • 2018年2月3日
  • 読了時間: 4分

アイスランドの振り返り第三弾。

31日は、ゴールデンサークルの一つ、ゲイシール(Geysir)に向かいました。

ゲイシールに向かうまでのドライブも、本当に気持ちの良いものでした。

アイスランドに来るまでは、一面銀世界、綺麗だろうけど飽きないかなぁなんて思っていましたが、全く無駄な懸念でした。銀世界もあれば、地面の肌が露出しているところもあるし、平地もあれば山もあり、海も川もある。空の色も刻々と変化します。代わる代わる現れる景色には、都度新鮮な感動があります。そして都度、地球ってすごい、と思わされました。

↑平く広がる景色。(photo by アリマくん)

雪に覆われず植物も少ない裸の地面をみると、地球も惑星なんだなぁ、という気分に。笑

↑雪山へ向かう景色。(photo by アリマくん)

↑既に低くなっている太陽と川(多分)。

長距離のドライブでも、こんなにずっと外を見ていられたのは初めてです。本当に飽きない景色の連続でした。

ゲイシール間欠泉がある地熱地帯一帯を、ゲイシールと呼ぶそうです。

ここにはアイスランドで最も大きい噴出がみられる、大ゲイシール間欠泉(The Great Geysir)があり、最大60メートルにもなるみたいですが、今は1日に1回程度しか噴出しないよう。こちらの巨大な噴出を見ることはできなかったけれど、ゲイシールの隣にあるストロックル間欠泉(Strokkur)の噴出を何度か見ることができました。こちらの間欠泉は、およそ5分から10分おきに噴出し、大変活発です。

↑駐車場についてからは、間欠泉の噴出口まで歩きます。

↑一帯、いたるとことに湯気が上がっています。

↑霜の降りた植物や湯気、背後の山が不思議な空間を作り出しています。

↑水の成分(硫黄?)によるものか、緑色の沈殿があります。

↑ストロックル間欠泉の噴出口には、観光客が群がっています。

そしてついに、噴出を見ることができました。

↑思っていた以上の大きさです。

↑沈む夕陽を背景に、得も言われぬ迫力と美しさでした。

何度か噴出を見ることができました。

↑噴出の後の余韻。

噴出以外にも、心を奪われる場面がありました。

↑月と霞がかった空と大地の調和。

ゲイシールには大きなお土産屋さんがあったので、少し覗き、一息ついた後、グトルフォスの滝に向かいました。

グトルフォス(Gullfoss)もゴールデンサークルの一部です。黄金の滝という意味だそう。

↑滝までは、駐車場からしばらく歩きます。

↑滝が見えてきました。

↑階段を降りて滝に近づきます。

↑ダイナミックさに思わず息を飲みました。夏場はものすごい水量であることが伺える滝が、全て凍っており、美しかったです。

↑グトルフォスにもお土産屋さんがあったのですが、年末で営業時間が短くなっていて入れませんでした。

そして、この滝から駐車場に戻るまでの帰路が、アイスランド滞在で私が最も寒いと感じた時でした。笑

私はユニクロの極暖の上下にモコモコのダウン、スノトレとニット帽とヒートテック手袋と、見た目度外視、完全防寒スタイルでアイスランドに挑んでいたので、基本的には耐えられる寒さでしたが、この帰り道だけは足先から寒さが来て凍えそうでした。

寒さに震えながら車内に戻り、家路につきました。

家に着いた頃には、真っ暗になっていました。31日の夜、新年を迎える準備です。

家にいると、あちらこちらから、バンバン爆竹のような音が聞こえ始めました。花火が上がる音です。カウントダウンで花火をする国は多いですが、アイスランドは、各家庭が勝手に花火を打ち上げる、セルフサービス式の花火となっています。あとから調べたところによると、募金をすると花火がもらえるような制度があるそう。夕方からカウントダウンすぎて新年の朝になるまでずっと、花火の音があちらこちらから聞こえます。

この花火、本当にすごかった。ひっきりなしに四方から花火が上がっていました。0時近くになると、その勢いは増し、火事が起きてもおかしくないというほどの花火の量でした。

私の写真だと花火のすごさが伝わり切らないのが残念。(暗所の撮影に弱すぎるので練習したい。)とにかく、360度、煌々と花火が上がっています。

隣のお家も花火をあげていました。

↑手持ち花火で、まるでハリーポッターのエクスペクトパトローナム。(発射角が低くて少し怖かった。笑)

↑皆、見入っています。

しっとりと前年を振り返りながら過ごす日本とは真逆で、全部忘れて打ち上げようぜ!といったような雰囲気。

こういう年明けもたまにはいいなぁなんて思いながら、2018年を迎えました。

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