58.マラケシュ観光。カサブランカへ。
- hinakokuga
- 2018年5月10日
- 読了時間: 4分
モロッコ旅8日目、この日はマラケシュで観光してから、カサブランカに移動しました。
泊まったリヤド(モロッコの邸宅)風ホテルの屋上から見下ろした写真。
モロッコでは建物の外と中のギャップに驚かされることがしばしばありました。

埃っぽい乾燥した街に馴染むシンプルな外観の建物でしたが、内部には吹き抜けを中心とした中庭型の気持ちの良い空間が広がっています。
部屋自体は小さめで、朝ごはんが出るのがとても遅かったりもしましたが、モロッコを感じられて(熱いシャワーも無事に使えて笑)、良いホテルでした。
メディナの中心の商業地区・スーク(Souk)に到着。入り組んだ路地を散策スタートです。

↑モロッコと言えば、バブーシュ。


↑小さい卓上ランプを購入しました。


↑鼻の穴が気になる。





モロッコで何度エネルギッシュでカオスと思ったか分かりませんが、ここでも例に漏れずその感想を抱きました。様々な物が売られています。
私はタイガーズアイのピアスとランプを購入し、友達はサンダルを買いました。
初日に来ていたらもっとお金を使っていたかもしれないので、ある程度モロッコ慣れして来た頃で良かったかもしれません。笑
買い物好きにはたまらない空間でした。
また、マラケシュでは赤土の壁が特徴的です。
ピンクの壁は、複雑な路地も相まって、異世界に迷い込んだような気分にさせられます。






この日はフェズと違って世界遺産をたくさん見るために歩き回る、というよりは、のんびり過ごしました。
途中寄ったベン・ユーセフ・マドラサという神学校は残念ながら改装中で閉まっていました。博物館も中に入ることはできませんでした。

フナ広場では、友人とヘナを描いてもらいました。

↑このように、注射針で描いてもらいます。

↑友人がやってもらっている様子。

↑初めは立体的でプクリとしていますが、乾くとペリッと剥がれ、下に色が残っています。
色によっていつまで持つか違うようですが、この色は1週間強取れませんでした。新学期新しい友達やフラットメイトに、「タトゥーをするような子なのかと思った」と後からたくさん言われたので、新学期デビューにはそぐわないものだったかもしれません。笑
また、肌が強くないので痒く赤くなってしまいました。それでも、一回はしてみたかったので体験できて良かったです。

↑ちなみにフナ広場では、入れ歯も売っていました。笑
フナ広場の近くで昼食を摂って、散策を続け、クトゥビア(Koutoubia)に向かいました。

↑途中、馬車があったり、優雅な広場があったり、スークやフナ広場とは一転、穏やかな雰囲気でした。
クトゥピアに到着。世界遺産です。


ミナレットという塔は、約77mほどで、マラケシュのランドマークとなっています。ムーア様式の傑作と言われる建築だそう。美しい均衡のとれた塔だと感じました。


併設されている神学校と礼拝所はイスラム教の人しか入れません。
たくさんの人が集まり、マラケシュの神聖なシンボルであることを感じました。
その後はアグノウ門(Bab Agnau)に行きました。世界遺産です。

12世紀に作られ、宮殿に行くための門であるだけではなく、死刑にされた罪人の首を晒すのにも使われていたそう。アーチ周辺の模様が見事でした。

門の上にはコウノトリが巣を作っていました。
そしてその後は、ツアー会社に会って余分に振り込んだ分を返金してもらったりバタバタしつつ、ホテルに戻って荷物をとり、カサブランカ行きの電車にギリギリ乗り込みました。
マラケシュは約1日の滞在で、観光に費やせた時間はあまり長くはありませんでしたが、
色々なところから色々な人が集い、色々なものを売っている、「交易の街」という印象を強くうけました。
16時20分にマラケシュ発の電車に乗って、20時にカサブランカのCasa Voyages駅に到着しました。
夜も遅かったので、晩御飯だけ食べに行くことにしました。夜だけの印象ですが、カサブランカは、アフリカというよりヨーロッパの雰囲気が強い街でした。

↓トラムの車両や駅は新しく、綺麗でした。

ネットでリサーチして、良さそうだったla taverne du dauphinというレストランに行きました。ここにはバーも併設していて、普通にお酒を頼むことができました。外国人の利用客も多かったです。


久しぶりのシーフードとワインで、とても美味しいモロッコでの最後の晩餐を楽しむことができました。
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